毎日使う場所だから
朝に晩に使う場所。サニタリーはインテリア性より機能性を優先させる場所。スッキリとした空間に小物を整理してしまえる収納。 鏡の前は影が出来ない適度な明るさ。 この影の出ない適度な明るさ 考えることは意外と少ないかもしれない。 ダウンライトの位置、間接照明の光の強さを考える必要がある。 楽屋では今でも ハリウッド照明 が使われている。
照明の色(演色性)を考える
照明には、色温度とは別に演色性という指標がある。物の色の見え方や再現性を示す評価指数だが、メーカーによってはこの演色性を進化させ、肌の色がきれいに見えたり、健康的に見えたりと、実に不思議な照明が発売されている。Panasonicの「美光色」はその代表的なもの。40歳も過ぎた中年のおじさんには、赤ら顔のほろ酔い状態に見える おち もあるが、女性には概ね好評である。 モデルは20代の女性ですから、自分の年齢と比較しながら検討しなければなりませんが・・・・。
オーソドックスな計画は、ダウンライトに既成の洗面化粧台
これが一番使われているパターン。1坪のスペースならダウンライト1灯でも十分に明るさを確保できる。1坪以上なら2灯あれば良い。既成の洗面化粧台はTOTOやLIXILで探せばよい。 その場合、洗面化粧台の上部の空きスペースに蛍光灯型のLED照明を1本置くだけで、洗面室の印象がずいぶん変わる。 電気屋さんに事前にお願いして、既製品の照明と同じスイッチ回路すれば使い勝手も便利である。