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住宅照明計画サポート事業化

住宅環境の照明設計請負 ⇒ 照明計画サポートへ

 

住宅環境の照明設計については、設計業務を請け負い現場が進むにつれ、ここ数年で様々な問題点が見えました。

一番多く、大きな問題は 「電気工事の教育」

スマートハウスが標準化され、スマート家電があたりまえの時代になる中で、「今も照明スイッチは片切が基本」 との考えの電工店も少なくありません。調光スイッチ、コントローラースイッチ、センサースイッチ、Bluetooth制御・・・と、照明は制御することが前提で照明計画を行うことも日に日に増えてきました。無理もありません。世の中の時代が10年前と今では大きく変化しました。便利機能が付帯した設備機器がこれでもかというほど商品化されてます。Bluetooth搭載の様々な商品が様々なアプリを通して制御や操作ができる時代です。照明器具も然りです。動作が長期にわたり安定するには通信線(信号線)が必要な照明器具もあります。この信号線の工事は電工店が担います。その信号線が必要な照明器具は電源ドライバーが別売され、PWM調光、DALI調光、DMX調光と用途により選定する必要がある照明器具もあります。配線方法や信号線の有無など施工にも知識が必要となります。 位相調光も、調光も動作音の少ない逆位相調光があったり、位相調光でのチラつき(フリッカー)を防止する下限設定をする必要があったり、マッチングテストが必要だったりと複雑化してます。そこをしっかりと丁寧にサポートする仕組みが必要と考えます。

住宅環境の照明設計業務の依頼主は主に住宅事業者の代表権を持つ方。社長、専務などの方です。その会社が扱う商品やサービスの質を上げ、顧客満足を図り、受注を作るためです。しかし、照明設計が実際に現場に入ると、現場監督、内装大工、電気工事の連携が必要になり、今まで施工したことのない図面には抵抗があります。営業の視点では、質問されたことに答えられないことは言いたくはありません。照明に関することは勉強しなければならない面倒な項目として捉えられます。ですから、照明に関する予算化を見積もることが出来ないまま受注します。受注後、設計にバトンタッチされ、そこで照明計画を練りますが、ここでは、照明計画の予算化がされていないため、全てがオプションとして追加見積りで計上されます。そこで、施主は初めて照明計画だけの金額を目にし、高い安いの判断をする事になります。本来提案しなければならない「心の満足度や充実感」「毎日帰りたくなる家」「ちょっと自慢したくなる家」など、施主の目に見える付加価値に関わる提案がなされないまま、価格だけで判断されます。社長、専務は設計者担当者に対して“照明計画の導入を積極的に行うように” と指示され、弊社(灯り計画)と連携し打ち合わせを進めますが、何回かの打ち合わせ後、金額が合わないので却下となる事が非常に多いのが現状です。設計担当者は社長や上司に、“予算が合わないので・・・” との理由付けです。

  • 顧客側からすると、もっと早い段階で提案してもらえれば・・・。
  • 見積りが高すぎる
  • 今からじゃ遅いので・・・ と断られた
  • 設計費もオプションですね。 と言われた

等など、多くの意見を頂きました。 建築事業者からすると一言でくくると「面倒」です。一番多い、明るい暗いに関わるクレームは主観によるもの。対処方法の検討がつかないのも当然のことと思います。だから、間接照明は雰囲気は良いけど「暗いですよ」との発言に繋がります。本当はそうではないのに・・・

そこで、照明計画をフル設計でなくても、部分的に照明計画を取り入れる。例えば、スイッチ計画であれば、人感センサーや調光システムの導入する。コストをかけずに利便性を高めるアイテムを採用することや、狭い空間のトイレの照明計画を空間デザインと共に計画する等の工夫した計画をサポートするサービスを照明設計の打ち合わせに際に導入したところ、照明計画の採用率が上がりました。

灯り計画では、アイディアの引き出しを全てオープン化して公開した形です。

今までの照明設計請負業務は、このアイディアや設計ノウハウが財産ですから出来るだけ小出しにしていました。これを公開することで、少しでも部分的でも形として残って行き、住む人に喜んで頂けるのであれば良いとの考え方に方向を変えました。これが、「サポートサービス」です。ですから、照明計画は住宅事業者の考え方として提案出来る仕掛けと仕組みになります。

ファイルを作りファイルのインデックスを整理し、徐々に増やして行くイメージです。

こんな場合どうするの? の質問を沢山投げかけて下さい。その質問事項を元にファイルを作成します。

ファイルの例はこんな感じです。↓↓↓  知識型のファイルは、オンラインで勉強会を開催し資料を共有します。

知識型のファイル

  • LEDの特徴
  • 建築と照明
  • 各照明メーカーの特徴
  • 住宅照明の価値  など

提案型のファイル

  • 照明設計手法
  • 回路、スイッチ計画
  • インテリア空間と照明
  • 意匠照明
  • 影の作り方
  • スマートハウス  など

設計場所のファイル

  • 外観照明
  • 演出照明
  • 間接照明
  • ライン照明
  • ルーバー照明
  • ニッチ照明
  • 手摺照明
  • プロダクト照明  など

欲しいファイル、活用出来そうなファイルの中身を充実させて行く予定です。

詳細はこちらから

 

 

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