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千葉の家

千葉の家

この家は階段の手摺、階段照明、ダイニング照明、勾配天井、リビング間接照明、廊下、和室などの部位毎に照明手法を考えました。

階段手摺は既製品の手摺に照明を埋め込み、階段の踏み板はスケルトン部の隙間に照明を組み込みました。

朝日ウッドテック 手摺照明

ダイニング照明は食材の色や器が映える工夫を照明で考えました。

食事が楽しくなる演出は照明の力が大きく働きます。主役は4灯のスポットライト。ペンダントは意匠と考えます。

 

寝室で使う和室の照明は障子の下に仕込んだ間接照明とフロアスタンド照明。この二つは同一回路で連動し、リモコンで調光とon/OFFが可能。

ポイントは、スタンド照明の灯りが間接照明と連動すること。これにより、低い位置のスタンド照明の灯りが落ち着いた空間を作り出す演出に効果があります。

こだわりは、障子の横に走る桟を無くし、光が天井までシームレスに広がる工夫をしたところ。一見気づかないところに、落ち着く品のある空間が出来る秘密があります。

 

最後に勾配天井。 斜めの天井に並行した天井をもう一枚造作し、そこに照明を仕込みました。

光が天井を這うように走るイメージです。天井が白だから反射して空間が明るく感じます。これを「あかるさ感」と表現します。この「あかるさ感」があるのと無いのでは空間のイメージがものすごく大きく、印象も変わります。

気になったところはありましたでしょうか?

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