インテリアの「雰囲気」を「ひかり」で演出
ここ数年で、住まいの照明も多様化しています。LED照明が急速に普及している背景もあると思いますが、身近な照明をもっと快適に、もっと個性的に柔軟に変えることがますます容易にできる時代です。
単純に「明るさだけを求めていた」照明器具の選定基準。そこには部屋の隅々まで明るくする照明器具を「6畳用」とか「10畳用」などの基準で選んでいました。
照明の色をあまり気にすることもなく、販売員さんに「白い色の方が清潔感があって明るくていいですよ」とのアドバイスをそのまま信用して購入。
他と比べることもないので前より明るくなって結果「大満足」なわけです。
しかし、
ひかりは工夫次第で、ものの見え方や空間の雰囲気がものすごく変わります。
● 直接照明か間接照明か。 間接照明を入れる場所や高さを変えると部屋の雰囲気が驚くほど変わります。
● スタンドライトを併用。 シェードの種類や大きさでひかりの強さや広がり方が変わります。
● 光りの色温度。 大きく分けると電球色と白色。 どちらが好きかの好みもありますが、我が家に帰って来て夜くつろぐひかりは電球色の方が適しています。細かく分けると色温度の単位「K(ケルビン)」で判断できます。
● 調光器を上手に使う。 スタンドライトであれば、後から付けることができる調光器もあります。
これらを組み合わせて自分のひかりにアレンジすることで個性が生まれます。同時にインテリアにメリハリがつき空間がより素敵になります。
まるで、知っている単語が増え、急にボキャブラリーが豊富になったような感覚になります。
インテリアを活かすのも殺風景にするのも照明の選び方の良し悪しで変わります。