BLOG TO THE LIGHTING

ダウンライトのマジック 

こんなにも違って見える  

もはや、明るさを確保する道具ではなくなったダウンライト

 壁を照らす

 ●ダウンライトの大きさ(開口寸法)

 住宅で一番多く使われている開口寸法はΦ100. Φ75やΦ50の小径サイズを選んでも良い。同じスペックならコストパフォーマンスはΦ100が一番良いです。

 ●ダウンライトの配光。

 狭角、中角、広角、拡散に分けられる。一般的には20度以下を狭角、20度から30度を中角、30度から50度を広角、それ以上を拡散。そんなイメージを持つと良い。壁を照らす場合、広角や拡散を選ぶのが無難です。

 ●壁からの距離。

 壁からの距離が近ければ天井との入隅まで光が回り、離れると影が出来る。きれいに照射するには、壁から150ミリ、間隔は300ピッチが程よい寸法です。

 ●素材の演出

 壁に凹凸のある素材を採用した場合は色々試す必要がある。例えば陰影を出しメリハリをつけるデザインが好みの場合、狭角配光で配灯間隔はその素材の表情を見ながら検討します。

漆喰のように塗り壁の場合はわずかな凹凸が陰影を作り壁面がダイナミックに演出することが可能にすることが出来る。その場合全体にまんべんなく照射するイメージを作るのがポイントです。

●絵を照らす

 写真奥のダウンライトは照明器具の存在を消すことの出来るグレアレス。そして、絵にフォーカス出来るユニバーサル型のダウンライトを採用することで素材である絵を活かすことが可能になる。そして、明る過ぎない照度を確保できる光束を検討すると良いでしょう。

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