外構照明考えてますか?
【外構照明の必要性】
皆さんは外構工事の受注をどのような位置付で提案していますか?
● 建物の工事とは別にする。
● 外構工事まで含めて提案する。
一般的な工務店の考え方は前者。外構工事を外注することは利益率は下がり、全体予算取りも考えると建築に関わる費用が少なくなります。建築の予算を優先し、外構は後から出来ますよ。と、提案することが多いように見受けられます。施主も建物を優先して、5年くらいの間に貯金もして完成しようと計画をします。給与も上がるかも。と期待もして。
さて、実際は・・・。
外構専門業者に聞くと、築5年から10年の施主からの引き合いが多いとのこと。新築の時は外構まで手が回らなかった。でも、中途半端な外構にモヤモヤして過ごしていた様子。内訳は、雑草や蚊、防犯、目隠しが多いよう。今回は防犯の視点で照明を重ねてみました。
防犯の視点では照明の効果は外せません。悪いやつらに隙を見せないよう照明の配灯や器具の選定で工夫を施します。同時にデザインも考え、昼の顔と夜の顔の2面性を意識します。夜の顔は、
•煌々と明る過ぎないようすること。
•実際の照度よりも「明るさ感」を意識すること。
•照度センサースイッチを取り付けること。
•灯りは、植栽、足元、壁など様々な場所に散りばめること
•
この4つを組み合わせます。
明る過ぎないようにするには、調光器。明るさ感を出すには、光が当たる面積を多く。センサースイッチはEEスイッチを。光を散りばめるには出来るだけ小さな光源を選定。
このあたりを組み合わせるだけでも、防犯に効果的になるだけでなく、玄関、アプローチがデザイン性に優れた夜の顔に生まれ変わります。