昼と夜が交差する
晴れた日の夕方から日没にかけての時間帯に見ることが出来る。薄暮の時間帯のこと。 ゴールデンアワー とも呼ばれる。 撮影用語。
徐々に太陽が傾き、辺りの明るさが少しずつ、ゆっくりと暗くなる。 しかし、意外とこの時間を堪能する人はいないような気がする。 夕方は何かと忙しい時間帯でもあり、空をゆっくりと眺める余裕なんて・・・ と言うのがほとんどの方の現状と思う。
そんな、一瞬の時間帯がこれほどにも美しく、辺りの景色を一変させる魅力的な時間であることを知ってもらいたい。 できれば5分だけでもいい、その場を動かず、ゆっくりと空の色が変化し徐々に暗くなることを確かめるように佇んでもらいたい。
どうしてもと、お願いしているわけではないが、なんとなく、この5分がとても長く感じ、ゆったりとした気分になることと思う。 そんな不思議な力がある。
場所が、都会であっても、田舎であっても、どこにいても感じることが出来る。
日常生活の中で感じるという実感はないが、私たちの体には 「体内時計」 が存在する。 夕方から夜にかけて、ゆっくりとおやすみモードに切り替わる。 一日が終わり、明日もがんばろう と 体内時計は毎日メッセージを発信している。 冬至の時期は夕方四時半には暗くなり始める。だからと言って、悠長にしてる時間なんてないし、まだまだ片づける仕事はあるし・・・ 休日の夕方、晴れた日は是非この時間を自宅の外で堪能する。
こんな時間帯もあることを知っておくのも良いかもしれない。