色温度。単位はケルビン(K)。
私たちの日常で、どのような色温度を体感しているのでしょうか?
照明の色温度は2200(K)〜6400(K)の間で細かく分けられています。
電球色って、結構幅が広いですね。2200(K)と3000(K)では、全く色が違うんです。でもみんな電球色で販売してます。2200(K)は、電球を調光制御して一番低くしたほんのりとした灯りの色温度。2700〜2800(K)は飲食店。3000〜3500(K)はアパレル。4000(K)はホームセンターや電車の中。そういえば何故かJRのグリーン車は色温度が低いんです。5000(K)は事務作業するのには適した色。その上の6500(K)はドラックストア等に使用されてます。光りが青白く、明るいからすがすがしく感じます。
住宅の中では、電球色か白色を選択するのが一般的ですね。
この色温度。実は可視光域と関係があります。可視光域とは人間が光を感じることが出来る領域。380(nmナノメーター)〜780(nm)。380以下は紫外線、780以上は赤外線になります。
夕焼けが赤いのにもちゃんとした理由があります。
http://weather.goo.ne.jp/summer/study/14.html
Googleで検索してみたら、こんな面白いことが載ってました。
虫は紫外線に反応します。人間には見えなくても虫にはしっかり見えてるわけなんです。そしてLED照明は紫外線をほとんど出しません。なので虫が寄りにくい照明なんです。
ちょっと、話がそれましたが、日常生活では様々な色温度の中で生活しているのです。人それぞれ好みがありますから、どの色温度がいいとは言えませんが、きっと好みの色があるはずです。落ち着く色温度は一般的に低い色温度です。色温度が高くなればなるほど覚醒します。
仕事場の色温度が高いのは、「もっと覚醒して働け」の意味がある一方で、アイディアを考えたり、クリエイティブな仕事には低色温度の方が適しています。家でくつろぐ時は低色温度の方が良いと私は思いますが、白く明るい部屋が好きな方もいますから、自分の好みをキチンわかっていれば失敗することはありません。
キャンドルライトに興味がある人は、低色温度を好む方が多いようです。
さて、あなたの好みの色温度は何ケルビンでしょう?