心地良く快適なリビング照明のあり方
リビング照明を考える時、何を基準(こだわり箇所)に考えますか?
色温度(電球色や白色)、明るさ、調光、間接照明、ブラケット照明、スタンド照明、コントローラースイッチ。
単に「明るさだけ」であれば、引っ掛けシーリングで後から建主様のお好みでどうぞ。 で良いと思いますが、せっかくのリビング照明ですから、こだわりの幅を持たせたいところ。
リビングは、家族の共用スペース。家族の皆が「心地良く快適」に過ごすためには、少し工夫も必要です。
出典 DAIKO
ポイントは、自分の好みのひかり(あかり)を作ることが出来ること。
人それぞれ、好みの明るさや、ひかりの色があります。電球色の色が好きな人もいれば、白色が好きな人。明るいのが好きか少し暗い方が落ち着くとか。
このあたりをはじめに考え建主様の嗜好を考慮する。
次は「ひかりが直接見えない工夫」をする。
直接光の方が効率は良いが、心地良さは間接光の方が適します。
間接光は事前設計が必要となることから、建築設計者と早めに協議することをお勧めします。
間接光が難しい場合は、スタンドライトやブラケット照明を併用しても個性を表現でき、オリジナル感が出ます。
出典(DAIKO)
出典(DAIKO)
これらの照明器具にも回路(配線)計画は必要になります。スタンド照明も壁スイッチで入り切り出来る工夫もできるし、調光スイッチにすると明るさも変えられる。 更にスイッチをコントローラースイッチにまとめることで、シーン設定も可能になる。
まさに一石三鳥にも四鳥にもなります。
コントローラースイッチは手ごろな価格になり使いやすくなった。例えば下記のコントローラースイッチは3回路用で定価39,800円 色温度も変えられてシーン設定も出来ることを考えるとお手頃価格になったと言える。しかも面倒な信号線も省かれた。時代の変化を感じます。
出典(KOIZUMI)
こう考えると、リビング照明の考え方は広がりがあり、趣味嗜好を上手に取り入れることで、毎日に暮らしが「豊か」になると思います。
もう一つ付け加えると、Iot(アイオーティー)との繋がりもこれからは考える必要があると思います。