TPOに応じた調光。灯りのシーン。
そしてそれを動作させる「調光器」
制御できるのは、照明器具だけでない。身の回りのあらゆる物が制御できる時代になってくる。
照明器具の照度をコントロールする文化は欧米が先進です。時代も変わり日本でも商業施設やホテルでは当たり前のように照明の調光を場面が多くなり、住宅でも一室一灯から一室多灯へ変化し、さらにそれらを調光制御できるのが身近になってきました。スイッチひとつ、ボタンひとつでシーンが生まれる。それも照明に留まらず、カーテンやスクリーンとの連動も可能。
製品と機能を紹介します。
● 調光器の専門メーカー ルートロンアスカ http://www.lutron.jp/products/homeworks.html
様々な光源の種類に対応し、最大6回路、16シーンを記憶することができる住宅用調光器。回路ごとにインターフェイスが必要になるが、その分制御の精度は完璧。内臓タイマーを活用すれば、決めた時間に決めたシーンを呼び出すことも可能。さらに、ホームオートメーションやセキュリティーとの連動が可能。
● Panasonic リビングライコン https://sumai.panasonic.jp/lighting/symphony/tokucho/scene.html
住宅用に設計開発された調光器。6回路、4シーンを記憶することが可能。おやすみタイマー機能など、細かな配慮があるところは、Panasonicらしい。
● 無線式のホームオートメーションシステム ナスノスジャパン http://www.nasnos.com/concept.html
リモコン1台に付、照明2回路の他TV、エアコン、カーテンのON/OFF操作機能がある。無線で制御する 後付簡易タイプ。工事が不要なところが魅力であり、賃貸でも制御できるのが嬉しい。